いぼの特徴を把握し適切な手術を受けましょう

いぼの種類と特徴

鏡を見る女性

いぼの種類はたくさんある

いぼにはたくさんの種類があり、硬いものや柔らかいもの、大きいものや小さいものそしていぼができる場所によって名称が変わります。
一般的によく現れるいぼは「尋常性疣贅」(じんじょうせいゆうぜい)と呼ばれています。怪我をしたり擦ってしまったりという接触が多い場所や、手や足の関節などによくできやすいといわれています。最初は水ぶくれのように、皮膚に透明で小さな盛り上がりとなって現れますが、その後どんどん大きくなっていき、ざらざらと硬くなっていきます。
一般的にイメージされるいぼとは異なって突起が無いいぼもあり、「足底疣贅」(そくていゆうぜい)と呼ばれます。足底疣贅は、足の裏にできる為、体重がかかるため、通常盛り上がるいぼの部分がめり込んでしまうのです。いぼの周りの皮膚まで硬くなってしまうため、削るなどの治療の際に出血してしまう場合があります。見た目は、魚の目やタコによく似ているため、間違える方も多いです。このように硬くなってしまったしつこいいぼには、投薬治療にあまり効果が無く、レーザー治療や切除手術が必要になってきます。
そして、いぼは硬いものだけではなく、柔らかい状態ものもあります。「伝染性軟属腫」(でんせんせいなんぞくしゅ)と呼ばれ、1つだけできるわけではなく、複数のいぼが肘やひざ、胸や脇などに現れることが特徴です。柔らかいいぼの為、意図せず破けてしまう場合もあります。破けてしまうとウイルスが飛び散るため、柔らかいいぼが現れたと思った場合は、感染予防のためにプールや家族間でのタオルの共有などは避けましょう。
年齢によって現れるいぼが異なる場合もあります。「扁平疣贅」(へんぺいゆうぜい)は、若い人に多く現れ、中年以降で発症することはほぼありません。小学校高学年から20代前半の女性に多く現れることが特徴で、手の甲や顔面に3ミリほどの平べったいいぼができます。しかしこのタイプのいぼは、成長と共に自然に治っていくことがほとんどであり、手術等は特に必要ない場合が多いです。
逆に、年を重ねるごとに出現するいぼもあり、それは「老人性疣贅」(ろうじんせいゆうぜい)と呼ばれます。わかりやすく「年寄りいぼ」「老人性いぼ」と呼ばれることもあります。全身にどこでもできる可能性があることが特徴です。特に、顔や首まわりそして腕などに現れやすいことが多いです。最初は小さく現れますが、どんどん大きくなっていきます。また、色や形も様々で、平たくて濃い肌色のものもあれば、突起していて真っ黒なものもあります。老人性疣贅は、今まで浴びた紫外線が積み重なり、それがシミとなり、そのシミが膨らんでいぼとなる、といわれています。そのため、手術をしたいと考える人もいるのです。
また、性病の一種として現れるいぼもあります。それは「尖圭コンジローム」(せんけいこんじろーむ)と呼ばれています。性器にできるもので、一般的ないぼとは違い、変わった形をしているものが多いです。潜伏期間が3ヶ月ほど存在し、発症初期は目視で発見しない限り気付かないことが多いのですが、症状が進行していくと、悪臭を放つようになります。このいぼは20代の方がよく発症していますので、早めに手術できるようにしましょう。
上記以外にもいぼの発症には、免疫力の低下やホルモンバランスの変動、食生活が悪く肥満体質によってできるもの、などの様々な原因が存在しています。もし、いぼができてしまった場合、服や下着の摩擦によって症状が悪化することもあるので、見つけ次第絆創膏などで摩擦を防いでおき、治療へ向かいましょう。

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